こんにちは、トコです。
英語育児をしていると、
- 「絵本は毎日読んでるのに、ぜんぜん話してくれない…」
- 「読んだ内容も覚えてない気がする…」
そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?
実はこれ、私自身がずっと感じていた悩みなんです。
読み聞かせって、やっている側からすると
「よし、今日も読めた!」という達成感がありますよね。
でも冊数数ばっかり気にしてと子どもが置いてけぼりに…なんてことも。
もちろん、絵本を読むだけでもものすごく意味はあります。
でももし、「話す力につなげたい」と思っているなら、読み方やその後の関わり方を少し見直すだけで変化が生まれるんです。
今日は、我が家で実践して効果を感じた
「読み聞かせをアウトプットにつなげる3つのポイント」
を、具体例と一緒にご紹介しますね。
こちら、川の字になって読み聞かせながら会話が広がる様子です。
息子たちは日本語がメインではありますが、そこから少しずつ会話が盛り上がりますよ。
目次
なぜ、毎日読んでるのに話せないの?
私もかつて、「英語絵本はたくさん読めば読むほどいい」と思っていました。
でもあるとき、子どもたちの様子を見ていてふと気づいたんです。
「ただ音として聞いて終わってるだけかも…?」
たとえば、
- ただ私が読むのを聞いているだけで、子どもが何も言葉を返さない
- 「読んだね」で満足して、やりとりがないまま次の本へ
- 何冊読めたかが目的になっていて、“内容が記憶に残っていない”
こんな「読みっぱなし」の状態、思い当たる方もいるのではないでしょうか。
これは子どもが悪いわけではなく、
“読み聞かせが一方通行になっているだけ”なんですよね。
少しの意識と工夫を凝らすだけで
素晴らしいインプットである読み聞かせがさらに
アウトプットを引きだすツールにもなります。
具体的にどんな工夫をしたのか——
「話せる読み聞かせ」への3ステップをお伝えしていきます。
「話せる読み聞かせ」になる3つのステップ
ここからは、読み聞かせを“ただのインプット”で終わらせず、子どもが「話したくなる」ようになる3つの工夫をご紹介します。
1.「意味が伝わる」読み方をする
まず一番初めに見直したのが、私自身の読み方でした。
英語の絵本って、つい
- 「ネイティブっぽく読まなきゃ」
- 「発音が良くないと…」
と気負ってしまいがちですよね。
特に英語が少しできる親だと余計に、自分の読み聞かせに満足しちゃったり、
逆に英語が苦手な親だと、字面を読むのに必死になって、感情を入れる余裕がなかったり。
でも実際に子どもたちに伝わっていたのは、
「上手な発音より“イメージできる読み方」なんですです。
たとえば、
-
声の抑揚をつける
-
絵に合わせてちょっと表情を変える
-
オノマトペや効果音をつけて、内容理解を補助する
そんなちょっとした工夫で、子どもが情景をイメージしやすくなり、内容の理解がぐっと深まるようになります。
「だったらネイティブの音源の方が上手だしイメージしやすいんじゃ…?」
と思うかもしれませんが、子どもの方にもっとも響くのは、親の声。
いつも親しんでる親の声で、表情豊かに読み聞かせるのが、子供にとっては一番。
親子の楽しい時間だからこそ、中身が入ってきやすくなり、会話も生まれる。
ネイティブのように滑らかに読む必要はありません。
“伝わる”ことが一番大切なんだと、実感しています。
2.「話したくなる状況」をつくる
次に取り入れたのが、リアクションや声かけの工夫。
読みながら、ちょっと大げさに、
-
「この子、びっくりしてるね〜」
-
「これちょっと変じゃない?どう思う?」
と、セリフの前に一言添える。最初は日本語でもいいんです。
ちょっと慣れてきたたら、2、3語の簡単なフレーズで
-
「Oh no! So dirty〜〜!」
-
「Wait! That’s so funny〜!」
なんて言ってみると、子どもが「なにそれ?」「どうしたの?」と、グッと物語に引き込まれるんです。
日本語まじりでも、「なにそれ〜」「へんなの!」と笑ってくれたら、
そこから会話が広がるチャンス。
「読み聞かせ=静かに聞く時間」ではなくて、
一緒に感じる時間”に変えることが大事だと感じています。
次はいよいよ、一番効果を感じた3つ目の工夫へ。
子どもの言葉が“記憶”から“体験”になるための、ちょっとした仕掛けです。
3. セリフを生活に取り入れる
最後にご紹介するのは、
我が家でも一番“話し出すきっかけ”につながった工夫です。
それが、絵本のセリフを日常生活で使ってみること。
たとえば、
絵本の中で出てきた「Not yet!」というセリフ。
読んだあとに、そのままおままごとの中で
🍽️「Can I eat now?」
👩👧👦「Not yet!!」
とやりとりしてみたり、
お風呂に入る前にわざとおどけて
🛁「Can I go now〜?」
👦「Not yet〜〜〜!!」
って返してきたり。
「読む」と「暮らし」がつながった瞬間、言葉が生きはじめるんです。
ごっこ遊び、真似っこ、替え歌…
遊びの中で自然に口をついて出る言葉こそが、
子どもにとって「自分の言葉」として使える英語になるんですよね。
そしてそれは、頭で覚える「記憶」ではなく、「体験」として刻まれる”から、
忘れにくく、何度も使いたくなる。
「英語は勉強じゃなくて、やりとりなんだ」
そんな風に感じられるようになったのは、
この「生活に取り入れる」というステップのおかげだったと思います。
まとめ
ここまで、絵本の読み聞かせを発話の土台、そしてそのきっかけになる3つのポイントについてお話ししてきました。
英語絵本の読み聞かせは、間違いなく、
子どもにとっても親にとってもとても価値ある時間です。
でももし、
「全然話してくれない…」
「読んでるだけで終わってる気がする…」
と感じたときには、
やり方ではなく、“関わり方”をちょっと見直してみてください。
今日お伝えしたのは、こんな3つの工夫でした:
-
意味が伝わる読み方をする
-
話したくなる状況をつくる
-
セリフを生活に取り入れる
どれも特別なスキルは必要なくて、
親子の“やりとり”を少し変えるだけ。
絵本を読んでいる時間だけでなく、
読んでいない時間に、いかに親が関わって、思い出すきっかけを作るか。
それが英語の発話力が自然に育つチャンスになる。
焦らなくて大丈夫。
日々のやりとりの中で「英語って楽しい!」を積み重ねていけば、
それが一番のアウトプットへの道になります。
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この2つは、英語が得意なママでないと、なかなかハードルが高いと思いがち。
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大事なのは「ママ」が絵本を読み、「ママ」が語りかけることに最大の意義があるんです。
なぜなら、子どもは基本的にママが大好きで、ママの言葉、仕草、行動、全てに大きく影響を受けるから。
ただし、
・親が持つべきマインドとアプローチの仕方
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。