おうち英語の始め方

おうち英語はインプットが9割、アウトプットが1割

今からおうちで子どもに英語を始めようとしている人、始めたけど今のやり方で合ってるか不安な人に、

何をどうやって始めたらいいのか、特にインプットとアウトプットをどんなバランスで始めたらいいのか、についてお話します。

おうち英語、始めたけどいつになったらうちの子英語話すようになるの

って思ったりしていませんか?

そんな人には、今後の進め方のヒントが書いてあるので、是非最後まで読んでくださいね。

赤ちゃんのことばの習得方法「ことばの蓄積期」から「ことばの爆発期」

子どもが今何才であれ、今まで日本語のみ、あるいはほとんど日本語で子育てをしてきた場合、まずは何をするのがいいのか、それは大量の耳からのインプットす。

お子さまが0才の時ってほとんど言葉は発しないですよね。

数か月目:「あー、うー」といった喃語
1才過ぎ:「ママ」「マンマ」「ワンワン」
1~2才:「ママ、どこ?」と2語
2才頃~:急激に言葉の数が増えて文に

と一般的には言われています。(もちろん子どもよって個人差はあります)

私の息子たちも、2才を過ぎたころから言葉が増えて2語、3語とどんどん長くなっていったのを覚えています。

しかも少し話し始めてからしっかり文で話すまでがすごく短くて

あれ、この子こんなにしゃべってた?
ちゃんと文で話してる・・・

ってビックリするんですよね。昨日まで1語とかだったのにって感じで。

この時期は「ことばの爆発期」とも言われていて、1日平均10語を覚えるとも言われているそうです。

そして、この時期にたくさんの言葉を覚えたり発したりするためには、0~2才頃までの「ことばの蓄積期」にどれだけ多くの言葉を周りの大人が楽しくインプットしてあげるかが大切だそうです。

一見何も分かっていなさそうでも、蓄積期にどんどん大人の話す言葉を脳にため込んで、一気に吐き出す!って感じですね。

そのインプットがのちの豊かな「爆発期」、つまりアウトプットの第一歩になる、と言われています。

英語も日本語の習得と全く同じです。

というか同じにすべきなんです。

とくに幼児期の言語の習得は、まずはインプットから始めて、そこで溜めてきた知識を徐々にアウトプットする、というのが理想的です。

本当に日本語のように話せたり使えたりするためには、この大量のインプットアウトプットの順番で進めなければだめなんです。

でもただ単にインプットをすればいいのではありません。インプットの「仕方」と「質」、がとっても大事なんです。

子どもには英語を英語のままで理解させよう!日本語直訳がNGなワケ

日本の英語教育はこれまで文法を習ったり書いたりすることばかりに重点を置いてきたことが「しゃべれない日本人」を育ててきたといわれていますよね。

まさに、インプットの仕方、質が悪いからなんです。

幼児でも、小中高校生であっても、言語の初めてのインプットは「耳」から入らないとだめです。

そして耳から入る言葉と物、動作などを一致させて、日常生活に組み込んでいかなければ、定着しません

そうしないと自分の言葉として使えるようにはなりません。

逆に日本語を介して文法から入ると、どうなるでしょう。

英語を話そうとするときにまずは頭の中で日本語で文をつくって、それを英語に直訳しようとします。

すると主語、目的語がめちゃくちゃな英語がでてくる、ということになります。

英語を英語のまま理解して話すようにならなければ、英語は話せないんですね。

高校生に英検2次の面接対策をしている時、ある女の人がたくさんの買い物袋をもっている絵を説明する際、

“Bags are many.”  (荷物はたくさん)

と言ってしまう人が結構います。

これは頭の中で「荷物がたくさん」という日本語を作って、それをそのまま英語にしてしまったからなんですね。

ちゃんと英語を英語のまま理解するようにしていると、女の人=主語袋をもっている、となり

“The woman has many bags.”(女の人は荷物をたくさん持っています)

となるわけです。

この高校生たちももっと難しく複雑な単語や文法を知ってるんですけどね。

もっと日常の簡単な英語表現をたくさん耳からインプットして、動作と一致させるように理解して話す練習をしていれば、こんな変な英語にはなりません。

子どもに「英語でしゃべってみて」はNG

おうち英語を始めたら、こどもがなかなか話さない、と焦ってしまうことがあると思います。

でもこれは1才の赤ちゃんに文で話すことを期待するのと同じです。

まだインプットの時期なのに、焦ってアウトプットを要求してもうまくいかないどころか、英語嫌いを作ってしまうことになりかねません。

おうちえいごも長~い目で、効果はいつか必ず出てくる!と考えて、やり続けることが大事です。

赤ちゃんと同じように、ママやパパの言葉を聞いて、真似して、発することができるまでには時間がかかります。

私自身も、子どもに本気でおうち英語を始めてからまだ1年もたっていないので、実際にたくさんの英語が出てくるのは、まだ1~2年先、と考えています。

あくまでも今はインプットの時期、と思って毎日英語に取り組んでいます。

焦ってもしかたがないし、一番大事なのは親も子どもも楽しんで英語を学ぶ、ということだと思っています。

だからこれから始める方もそのように気持ちを楽にして始めてくださいね。

  • おうち英語はインプットが9割アウトプットが1割
  • 「ことばの蓄積期」に、まずは大量インプット!
  • 「ことばの爆発期」に繋げるためには、耳からインプットして物や動作と一致させる!
  • 子どもに英語でしゃべって!より、親が一緒におうち英語を楽しむ!

じゃあ、質のいいインプットって具体的に何をどうやってすればいいの?ということを次の記事で紹介したい思います。興味のある方は是非読んでみてください!

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始めは失敗続きだった私のおうち英語。

でもその失敗があっがからこそ、正しいマインドとやり方を身につけてから、この1年間で子どもの英語力は急成長。

その中で1番効果的だと感じてきたのが、「ママの絵本読み聞かせ」と「ママの英語での語りかけ」。

この2つは、英語が得意なママでないと、なかなかハードルが高いと思いがち。

でも英語が苦手で日本語英語の発音のママであっても諦めないでください。

大事なのは「ママ」が絵本を読み、「ママ」が語りかけることに最大の意義があるんです。

なぜなら、子どもは基本的にママが大好きで、ママの言葉、仕草、行動、全てに大きく影響を受けるから。

ただし、

・親が持つべきマインドとアプローチの仕方
・絵本、動画、かけ流し、語りかけの取り入れ方

これにはコツがあります。

親が正しい知識を持ち、一つ一つ効率的に行えば必ずあなたのお子さんも英語を自由に使えるようになります。

おうち英語だからこそ、ママだからこそ、幼少期の英語習得は上手くいく

そう確信しています。

そこで私自身の失敗談や成功体験全てを詰めて、息子たちが自由に英語を使えるようになった方法をメルマガで公開することにしました。

ちなみに、高校教師として経験してきた中で考える学校教育の話や、様々なおうち英語業界の裏の話までしているメルマガとなっています。

子どもの英語教育の表も裏も知ることで、よりクリアな視点でおうち英語を捉え、納得した上で実践してもらえるはずです。

私でしか知らない情報が詰まっているので、登録後は一字一句逃さずにしっかり学んでくださいね。

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