こんにちは、トコです。
おうち英語を初めて、「絵本の読み聞かせ+かけ流し」で暗唱音読までいったら、次に課題となるのが、「文字読み」ですよね。
どうやって暗唱音読から文字を自分で読めるようになるのか?
フォニックスって絶対必要?
と疑問に思う方も多いと思います。
そこで今回は、我が家の5歳長男が、取り組み始めてからたったの2ヶ月程で文字読みができるようになった、ヘッドスプラウトについて紹介していきたいと思います。
※追記
今回のフォニックスに関しては、2022年春に私が独自で5歳息子に対して実践し、効果があった方法を紹介しています。
2023年1月から、私は音読協会のバイリンガル読み聞かせインストラクター養成講座を受講し、その中でフォニックスについても学びました。
その上で、フォニックスを始める年齢やその必要性について新しく記事を書いていますので、そちらも併せてご覧ください。
目次
フォニックスで暗唱音読から文字読みへの移行しよう
我が家の5歳3歳の息子たちに、本格的におうち英語をスタートさせて約1ヶ月。
先輩ママのやり方を参考にして、絵本の読み聞かせ、CDかけ流し、動画視聴、などで子どもたちはどんどん英語好きになっていきました。
あっという間に、簡単な絵本の暗唱音読もできるようになった2人。
この後、「暗唱音読→文字読み」という次のステップを考えたときにどうしても「フォニックス」という言葉で出てきます。
英語独特の発音や文字読みをするのに大事なもの、と言われていますが、
フォニックスってなんだ?
ってなりますよね。親世代の私たちが英語を学校で習い始めたときは、多分1度も聞いたことすらなかったはず。
でもこのフォニックスの大切さを実感したのは、5歳の長男がフォニックス教材の「ヘッドスプラウト」を始めて、たったの2ヶ月ほどで自分読みができるようになったからなんです。
フォニックスってなに?取り入れた方がいいの?
フォニックスとは英語圏では広く浸透している学習法で、
「つづりと音の関係性を理解して、英語の読み書きにつながる」と言われています。
フォニックスとは何か、フォニックスを理解していくと何がいいのかというと、
- つづりと音のルールに気づけるようになる→知らない単語の読み方も想像できるようになる。
- アルファベットには「アルファベット読み」と「フォニックス読み」の二通りの読み方がある。
- アルファベット読みでは、ABCは「エィ、ビー、スィー」フォニックス読みは、「アッ、バッ、クッ」
- 英語のつづりではフォニックス読みをすることがとても多い。
なんとなく分かっていただきましたか?
要は、私たちが学校でずっとやってきたABCの歌や読み方だけじゃなくて、フォニックスの読みやルールを理解することで、英語の発音や文字読みがスムーズにできるようなるということなんです。
You Tubeでも英語圏の子どもたち向けのフォニックス動画がたくさんあるし、絵本やDVDもたくさん売られています。
取り入れた方がいいんだろうな〜とは思いつつ、You Tubeの歌しか聴かせていなかった我が家。たとえばこんなものです。
でもこれだけではやっぱり文字読みにはなかなか移行できない。
やっぱり歌は歌です。歌って終わり。
そこで先輩ママさんが教えてくれた、「ヘッドスプラウト」というアプリを使ったゲーム仕立てのフォニック学習教材を1年契約して試してみることにしました。
ゲームが好きな子どもには合っている、ということで、我が家の息子は2人ともゲームには無関心などころか、タッチパネルもあまり使いこなせない、という問題はありましたが…。
でもこれが大ヒット!
特に日本語のひらがな、カタカナの読み書きが既にできている5歳の長男にはバッチリはまったのです!
ヘッドスプラウトとは?ゲームで楽しくフォニックス
ヘッドスプラウトはタブレット上で学ぶ、フォニックスに特化したゲームコンテンツです。
そしてヘッドスプラウトは、「ラズキッズ」というリーディングシステムのオプションサービスです。
ちなみにラズキッズとはアメリカなどの英語圏の小学校などでリーディングの副教材として使われてるタブレットで使用するシステムのことで、アメリカの小学校に通っている甥っ子も、ラズキッズをタブレットで使用していました。
Early Reading(フォニックス)がレベル1~100まであり、
その後Reading Comprehensionがレベル1~50まで、
その後Advanced Reading Comprehensionがレベル1~50まであります。
音声で聞こえた音をクリックしたり、繰り返し同じ音を発音したりしながら、1文字→2文字→単語→センテンスとだんだん増えていって、読むコツを教えてくれる、と言う内容。
1エピソードが終わると、毎回そのエピソードで学んだ文字で簡単な絵本を読む仕掛けもあります。
だんだん読む量も増えていって、いつの間にかかなりの文章量を読んだり、タイムを測って読んだりするようにもなっていきます。
ゲーム感覚で無理なくフォニックス、文字読みを習得すると言う内容です。
ヘッドスプラウトのメリット
我が家の息子たちは、映像が面白くて、タッチパネルも楽しかったのか、すぐにハマりました。
特に5歳の息子にとっても合っていたようです。
1エピソード約20〜30分くらいかかるんですが、ハマった長男は始め、1日1エピソードは必ずやるように。
時々1日2つやりたい!と言ったのですが、あまりタブレットを長時間させたくないため、1日1エピソードに決めてやっていました。
1つのコーナーが終わる毎にキャラクターが踊ったり、10秒くらいのストーリーを見せてくれたり、子どもが飽きないような工夫が満載。
モンスターみたいなキャラクターが面白い動きをするのも楽しいみたいです。
そして、エピソードを1つ終えると、星がもらえて、ためた星の数で自分のアバターを色々着せ替えたりパワーアップさせたりできるのが、子どもたちには人気。
でも我が家の長男は、始めアバターにはそこまで興味を示さず、ただただ星がどんどん溜まっていくのを楽しんでいました。
でも後半になると、アバターの面白さを発見し、どんどん使っては面白いアバターを作成したいがために頑張ってエピソードを進めていましたよ。
ヘッドスプラウトのデメリット
デメリットとしては、同じことの繰り返しが多く出てくるので、飽きてしまう子もいるということ。
エピソードの最初の方は、”a” “an” “e” “n” など、一回で3、4個の音を何度も繰り返し復唱したり、”can” ”answer” “analyze” など、ターゲットのフォニックを探してクリックしたり。
あの手この手で「繰り返し」の練習が繰り広げられます。この繰り返しが定着にはとても効果があると思うのですが、合わない子はいるだろうと思います。
エピソードが上がるたびにどんどん難易度も上がり、長文を読むことも増えてきたので、長男のペースが下がりました。
Epi.60くらいを過ぎた頃から、毎日ではなく週に2〜3回くらい。
でも「今日はやりたくな〜い」と言っても、画面を見せてみると、やっぱりやり出す、っていうこともよくあること。
辛抱強く、褒めまくったり、おやつのご褒美を上げたり…。色んな手を使って、なんとか最後まで長男はやってもらいたいなーと思っています。
このヘッドスプラウトだけで文字読みがあっという間にできるようになった長男ですから、効果は抜群。
もう一つのデメリットは、間違えると先に進めない、ということ。
コーナーによっては10個以上正解しなければまた最初に戻って同じことの繰り返し。
エピソードが上がるたびに、内容も難しくなるので、間違えてばかりだと先に進めなくて嫌になってしまう、ということが出てきます。
実際に我が家の5歳長男には合っていましたが、3歳次男はEpisode15くらいまでなんとか行ったのですが、それ以降はストップ。
時々お兄ちゃんがやっているのを見て、「やる!」と言いますが、1エピソード、30分くらいの長いものには耐えられず、離脱。
何回も間違えてイライラし始めたり、さらにテキトーにクリックしたりし始めると、さらに状況は悪化します。
我が家のおうち英語は絶対強制だけはしたくないので、お金は少し無駄になりますが、次男に関してはやる気が起こる時まで、無理にさせないことにしました。
ヘッドスプラウトを始める上での注意点
ヘッドスプラウトに限らず、文字読み練習を始めるには、子どもの文字への興味があるかないか、が大事になってきます。
3歳次男はまだ文字に特に興味がない状態でしたし、日本語の文字読み練習をぼちぼち始めたばかり。
そんな時期に繰り返し、繰り返し、分からないものをやらされると、本当に嫌になってしまいます。
文字に興味を示す年齢は人それぞれ。
4歳くらいからが目安と言えるかもしれませんが、早い子もいれば、遅い子もいます。
無理やりやらせたりすると、逆に英語が嫌いになってしまうので、それだけは避けたいもの。
我が家の次男に関しても、お兄ちゃんがやってると絶対自分もやりたい!と言うだろうと思い、2人分契約しましたが、まだ早かったようなので、今後興味が出てきたときにリベンジしようと思っています。
1番子どもを理解しているママやパパが、子どもの興味を判断して、文字読みの練習をスタートする時期を決めて下さいね。
文字読みが早いと感じたら、無料アプリ「Khan Academy Kids」がおすすめ!
3歳の息子には、内容が難しく、取り入れるのが早すぎたヘッドスプラウト。
でもお兄ちゃんがやっていると、たまに自分も何かやりたくなるみたいです。
そんな3歳次男に、ヘッドスプラウトの代わりに無料の「Khan Academy Kids」というアプリを発見!
無料なのにとってもよかったので、時々やっています。
↑次男がやっていると、長男のやりたくなってちょっかい出してます。
長男も「自分もやりたい!」と言うので、2人とも登録して遊び感覚で気が向いたらやるように。
ヘッドスプラウトのように文字読みの要素は少ないですが、ゲーム仕立てでアルファベットやフォニックを少し学べます。
絵が可愛いのと、よりお勉強要素が少ないので、文字にはちょっと早い、絵とアルファベットのマッチングなどならできる、という小さなお子さんにはオススメ!
ほのぼのした絵がとっても可愛くて、癒されますし、絵本の読み聞かせも少し入っています。
英語は結構ナチュラルスピードですが、聞き取りやすく、3歳の次男でも簡単にできていますよ。
まとめ
5歳長男は、フォニックス学習はほとんどやっていません。ヘッドスプラウトのみ。
私自身フォニックスをどう教えたらいいのかよく分からないのと、お勉強的に英語を教えてたくなかったので、歌と、簡単なカードゲームくらいしかフォニックスは取り入れていなかったんです。
でも長男はヘッドスプラウトたった一つだけで、文字読みができるようになりました。
始めてたったの2ヶ月ほどで、色んな絵本を暗唱ではなく、自分で読めるようになったんです。
エピソードにしたら、50くらいをすぎた頃から徐々に自分読みをするようになりましたよ。
こなすペースが遅くなって、まだ100まで到達していない状態ですが、もし途中でやめてしまったとしても、文字読みがだいぶできるようになっているので、それはそれでいいかな、と思っています。
最後までこなすことが目的ではないですからね。
息子の興味が薄れたら無理強いはせずにやめて、多読へと進めていこうと思っています。
文字読みを始めると、知らず知らず絵本の中だけじゃなく、目にするアルファベットも自分で読んでみようとするんですね。
Tシャツに書かれている英語とか、ラリーカーに書かれている会社名とか(大の車好きなので…)
そして最近は英語を自分で書こうという意欲も出てきているようです。
ヘッドスプラウト恐るべし、と言うのが私の率直な感想です。
「ヘッドスプラウト」の契約は、私がずっと参考にさせていただいている、リケジョママさんのサイトから、「ABCカル」というサイトを通じて、とってもお得な価格で購入できますので、興味のある方は、見てみてくださいね。
今回の「ヘッドスプラウトだけでフォニックス習得!」では、5歳長男の文字読みについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
次は、2回に渡って、夏休みなどの長い休暇に、おうち英語をフルに活用して英語漬けにする方法をご紹介していきたいと思います。ぜひご覧くださいね。
ぜひ試してほしい、絶対盛り上がる英語遊びやオンライン英会話の裏技などお伝えしていきますね。ぜひご覧ください!
失敗から急成長したおうち英語、トコのメルマガで限定公開!
始めは失敗続きだった私のおうち英語。
でもその失敗があっがからこそ、正しいマインドとやり方を身につけてから、この1年間で子どもの英語力は急成長。
その中で1番効果的だと感じてきたのが、「ママの絵本読み聞かせ」と「ママの英語での語りかけ」。
この2つは、英語が得意なママでないと、なかなかハードルが高いと思いがち。
でも英語が苦手で日本語英語の発音のママであっても諦めないでください。
大事なのは「ママ」が絵本を読み、「ママ」が語りかけることに最大の意義があるんです。
なぜなら、子どもは基本的にママが大好きで、ママの言葉、仕草、行動、全てに大きく影響を受けるから。
ただし、
・親が持つべきマインドとアプローチの仕方
・絵本、動画、かけ流し、語りかけの取り入れ方
これにはコツがあります。
親が正しい知識を持ち、一つ一つ効率的に行えば必ずあなたのお子さんも英語を自由に使えるようになります。
「おうち英語だからこそ、ママだからこそ、幼少期の英語習得は上手くいく」
そう確信しています。
そこで私自身の失敗談や成功体験全てを詰めて、息子たちが自由に英語を使えるようになった方法をメルマガで公開することにしました。
ちなみに、高校教師として経験してきた中で考える学校教育の話や、様々なおうち英語業界の裏の話までしているメルマガとなっています。
子どもの英語教育の表も裏も知ることで、よりクリアな視点でおうち英語を捉え、納得した上で実践してもらえるはずです。
私でしか知らない情報が詰まっているので、登録後は一字一句逃さずにしっかり学んでくださいね。
※携帯やiCloudは到達しません。Gmail/ヤフー/プロバイダーメールをご使用ください。
メールアドレス入力するのみです。
お子さんと共に成長できるバイリンガルへの道へ、是非一歩踏み出してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。