こんにちは、トコです。
私は息子たちが5歳と3歳の時に始めておうち英語をスタートしました。
遅かったにも関わらず、1年足らずで子どもたちの英語力が飛躍的に上がったのは、絵本の読み聞かせと私の語りかけを中心に進めてきたからだと確信しています。
今回は、我が家で読み聞かせを習慣化させ、そして継続できている秘訣をシェアしたいと思います。
目次
絵本読み聞かせの習慣にし、継続させるコツ4つ
絵本の読み聞かせの習慣化は、一見難しそうに見えますが、環境を整えてコツを掴んで進めれば、意外と上手くいくんです。
大事なのは、読み聞かせの習慣化を手助けするおうち環境を整える、ということ。
その環境とは何か、以下に私のおすすめの4つを紹介します。
冊数を決める
まず1つ目に大事なことは、1日に読み聞かせる冊数を決める、ということ。
例えば私の場合、
最低でも → 日本語絵本1冊+英語絵本1冊 =計2冊
できれば → 日本語絵本2冊+英語絵本2冊 =計4冊
というルールを自分の中で決めています。
もちろん、子どもが昼寝をしなかった日や、自分が疲れていて、お布団に入るなり寝落ちしてしまう日は1冊しか読めない時もあります。
かといえば、子どもが昼寝をしすぎて夜なかなか寝てくれない時は、計6、7冊以上読む時もあります。
必ずしも絶対これだけ読まないとダメ!というのではなく、自分の中でゆる〜いルールを作って意識しておくんです。
そうすると、
「昨日は1冊しか読めなかったから、今日は昨日読みたかった絵本を多めに読もう」
「お昼間に時間作って昨日の分を1冊だけ読もう」
っていう意識が出てくるんですね。
もし具体的な数を決めず、「できるだけたくさん毎日読み聞かせる」という漠然とした目標しか持っていないと、
「あ〜、昨日も今日も1冊しか読めなかった」
「最近全然絵本読んでないな…」
っていうように、いつまでたっても習慣化が進まず、時間だけがたってしまいがちなんです。
時間を決める
2つ目に大事なことは、1日の中で読み聞かせの時間を決める、ということ。
例えば、
- 夜の寝かしつの時
- お風呂上がりの10分
- お昼寝の寝かしつけの時
- 帰宅後の10分
などなど。
私は①の夜の寝かしつけの時を読み聞かせの時間と決めています。
そのように基本の読み聞かせの時間を1日の中で決めておくと、子どももそれが当たり前のようになってきます。
もし前日にどうしても読み聞かせの時間が取れなかった時などは
「隙間時間を利用する」
というのもおすすめ。
例えば、3時のおやつの時間の10分の時間を利用する。
子どもがおやつを食べている時って静かですよね。それに兄弟喧嘩もしません。
こういう時が読み聞かせのベストタイム、と言えます。
なぜなら、口だけ動かして、じっとしているので、結構集中しやすいんです。
なので、私は普段、夜寝る時を読み聞かせの時間と決めていますが、前の日に子どもがすぐ寝てしまって読めなかった時などは、次の日のおやつタイムに私の読み聞かせ会が始まります😄
子どももいつもと違う雰囲気でテーブルで読み聞かせが始まると、気分が変わって嬉しいみたいでじっくり聞いてくれますよ。
さらに、兄弟がいる家庭では、下の子はお昼寝するけど、上の子はもうしない、というパターンありますよね。
我が家も同じ。そんな場合は、次男がお昼寝している間に、長男にちょっとレベルの高い、長めの絵本を読み聞かせすることもあります。
絵本収納を工夫する
次に大事なのが、絵本の収納を工夫する、ということ。
でも絵本棚をこんな風にしたら、こんな本棚だったら子どが絵本を読むようになる、というものはありません。
基本的にどんな棚でも、どんな配置でもいいです。
でもある程度きちんとまとめて置いてある方が、見やすくて、取り出しやすいですよね。
すると親のテンションが上がり、読み聞かせする気になる傾向にあります。
なので、できればグチャグチャで日本語と英語の絵本が混ざっているよりも、本棚のこのコーナーは日本語、ここは英語、というように分けて見やすくするのがおすすめ。
我が家の本棚はリビングとベッドルームの2箇所あります。
そしてそれぞれに日本語と英語の絵本を置くところに仕切りがあり、取り出しやすくしています。
こんな感じ↓ ※上が2階のベッドルーム、下がリビングの本棚
下のリビングの方は、普段よく遊ぶおもちゃの近くに置くことで、子どもの目に入りやすいように。
立派な本棚でなくても、安価なカラーボックスで十分!
一時、見える化して子どもが自然と手にとりたくなる、と聞いて、壁掛けタイプの見せる収納(CDの収納)を使って見ましたが、我が家の息子たちには効果なしでした。
要は見やすく、自分が取り出しやすいかどうか。
おうち英語の年数が経つにつれ、絵本は自然と増えていくものなので、できれば所持している絵本が入るギリギリの本棚でなく、余裕があるのがいいですね。
親が持っている大人向けの本も一緒の棚に収納している、という方もいますが、それでも全然大丈夫。
むしろ親の読書習慣の様子が子どもの目に入るところにあるほうが、後々子どもの読書好きに繋がるはずです。
頻繁に図書館・本屋に通う
最後に読み聞かせの習慣化に非常に効果があるのは、図書館や本屋に定期的に子どもと通う、ということです。
日本語、英語に関わらず、普段からいろんな本を借りたり買ったりすることが当たり前にしておくと、読書が習慣化します。
私は子どもが小さい時から、週に最低1回は、近くの市民図書館に通ってきました。
兵庫県に住んでいるので、なかなか東京みたいにさまざまな英語絵本が借りられる図書館はありません。
でも少ないけれど、小さな海外絵本コーナーが設置されているんです。
なので、いつも日本語の絵本を借りたら、必ずそこで1、2冊英語絵本も借りるようにしています。(種類が少ないので、何度も同じものになりますが…)
有名な海外絵本作家の代表的な絵本は手に入ったりするので、そこで借りて子どもが気に入ったものを購入したりしています。
私の英語絵本入手先のメインはAmazonやメルカリではありますが、ちょくちょく図書館の英語絵本コーナーも利用しています。
また、紀伊國屋や丸善など、大手書店が近くにあるお家は、そこにお子さんと頻繁に通って、英語絵本を子どもと一緒に選ぶのもいいですね。
子どもが0〜4歳くらいまでは親が選んで借りたり買ったりしますが、5歳以上になるとだんだん子どもが自ら選んでこれがいい、と持ってくるようになってきます。
習慣化に繋がるおすすめの絵本
次に、これまで私が絵本を軸におうち英語を進めてきた中で、それぞれの効果が期待できる、項目毎のおすすめ絵本を紹介したいと思います。
おすすめの多読絵本シリーズ3選
- Read It Yourself with Ladybirdシリーズ
これは、我が家の息子たちがおうち英語初期から取り入れて大正解だったリーダーズ絵本シリーズ。Level1〜4まで、段階を追ってレベルアップしていけることと、歌や朗読の入った良質の音源をYou Tubeで手に入れやすいのでおすすめです。
- I Can Read シリーズ
こちらのリーダーズ絵本は、子犬のBiscuitのシリーズが有名ですが、我が家はNetflixでアニメも見られるPete the Cat(ねこのピート)がお気に入り。レベルはMy First〜Level1~4までに分かれています。こちらも好きなキャラクターが見つかったら集めてみるといいですね。
- Step Into Reading シリーズ
このシリーズも多読としてとても有名です。我が家はThomas→Paw Patrol & Carsとハマった時期にあわせて取り入れたり、自然科学系で興味が出た分野を単発で購入したりしています。レベルは1〜5まで。
暗唱音読に繋がるおすすめ絵本3選
- CTP社のLearn To Read シリーズ
CTP社はアメリカの幼稚園や小学校で使われている副読本。Science、Fun&Funtasy、Math、Social Studiesの4分野でレベル別になっています。イラストが多く、文章も繰り返しの表現が多いので小さい子どもが気に入りやすいのと、CD付きのものは歌やチャンツが入っており、音読しやすくなっています。
- Eric Carleの絵本
有名な絵本作家の巨匠、エリック・カールさんのBrown Bearシリーズはあまりにも有名ですね。やはりその独特のイラストとシンプルな繰り返し表現がどんな子どもにも受け入れやすく、音読には最適!音源も手に入れやすいので、おすすめです。
- ワールドワイドキッズの絵本(中古)Stage4-6
WWKは2023年3月末販売終了になってしまったのですが、中古ではまだまだ手に入れることができます。DVDとセットで絵本も良質ものもが各ステージに含まれているので、暗唱音読のきっかけにはおすすめ!
会話や発話力に繋がるおすすめ絵本2選
- ディズニー英語システムのBook3~12
こちらも我が家は中古で取り入れているのですが、取り入れるならば絶対「Book」と言われる絵本がおすすめ!CDとセットにして、かけ流しと毎日の読み聞かせで連動させると会話に繋がること間違いなし。我が家はストーリーを楽しめるBook3以降を取り入れました。
- An Elephant and Piggy Book シリーズ
このシリーズは、像と豚のキャラクターの会話文だけで成り立っている絵本で、絵本のさまざまな賞も獲得しています。吹き出しを子どもと順番に読んだり、絵本の読み聞かせをしながら発話や会話を促しやすいですよ。
動画と連携しやすいおすすめ絵本3選
我が家はNetflixとAmazon Primeに加入しています。動画と連携した絵本はとてもおうち英語の効果が高いので、ぜひ取り入れましょう。
- Peppa Pig(Read it with Ladybirdシリーズ/Scholasticシリーズ、他)
Peppa Pigは動画の1エピソードが5分程度と短く、動きもゆっくりで小さなお子さんにも安心して見せられます。たくさんシーズンが出ており、絵本と連動させたり、オーディブルなどの音源も活用できるので、かけ流しとも連携できますよ。大人でもイギリスっぽいジョークを楽しめるので、6歳になった長男も何度も繰り返し見ています。
- Pete the Cat (I Can Readシリーズ)
先ほども紹介しましたが、日本語版でも「ねこのピート」として有名な絵本。Amazon Primeに入っているとたくさんのエピソードを無料で見ることができます。ストーリーがしっかりしているので、絵本も動画も楽しめます。
- Paw Patrol (5 minute stories)
こちらは男の子のご家庭にはおすすめ。日本でも地上波で見られるようになってからだいぶん有名になりましたね。動画だけでなく、おもちゃも手に入りやすいので、ハマった子にはぜひ絵本読み聞かせの習慣化に繋げやすいので試してみてください。
もっと詳しい英語絵本についての記事は以下にも書いてあるので、こちらも併せてご覧ください。
まとめ
子どもを本好きにしたい!という親御さんは多いのではないでしょうか。
我が家も長男が生まれてから、「本は好きになって欲しい」という思いから、日本語の絵本を図書館で借りたり、人気の図鑑を買っては本棚に並べてみたりして来ました。
そのおかげで絵本の読み聞かせが好きになり、英語絵本を始めたのが、5歳過ぎと遅いにも関わらず、スッと受け入れてくれました。
英語絵本を習慣化するのは、はなかなかハードルが高い、と思いがちですが、基本的には日本語絵本と同じ。
コツは、1日に読み聞かせる具体的な冊数や時間を決めて、収納場所を見やすくし、定期的に図書館や本屋に通うこと。
子どもが小さい時にこの環境を整えて、習慣化していると、大きくなっても子どもが本好きになる可能性が高いです。
お子さんが大きくなる前の幼少期にぜひ読み聞かせの環境づくりをして見てください。
失敗から急成長したおうち英語、トコのメルマガで限定公開!
始めは失敗続きだった私のおうち英語。
でもその失敗があっがからこそ、正しいマインドとやり方を身につけてから、この1年間で子どもの英語力は急成長。
その中で1番効果的だと感じてきたのが、「ママの絵本読み聞かせ」と「ママの英語での語りかけ」。
この2つは、英語が得意なママでないと、なかなかハードルが高いと思いがち。
でも英語が苦手で日本語英語の発音のママであっても諦めないでください。
大事なのは「ママ」が絵本を読み、「ママ」が語りかけることに最大の意義があるんです。
なぜなら、子どもは基本的にママが大好きで、ママの言葉、仕草、行動、全てに大きく影響を受けるから。
ただし、
・親が持つべきマインドとアプローチの仕方
・絵本、動画、かけ流し、語りかけの取り入れ方
これにはコツがあります。
親が正しい知識を持ち、一つ一つ効率的に行えば必ずあなたのお子さんも英語を自由に使えるようになります。
「おうち英語だからこそ、ママだからこそ、幼少期の英語習得は上手くいく」
そう確信しています。
そこで私自身の失敗談や成功体験全てを詰めて、息子たちが自由に英語を使えるようになった方法をメルマガで公開することにしました。
ちなみに、高校教師として経験してきた中で考える学校教育の話や、様々なおうち英語業界の裏の話までしているメルマガとなっています。
子どもの英語教育の表も裏も知ることで、よりクリアな視点でおうち英語を捉え、納得した上で実践してもらえるはずです。
私でしか知らない情報が詰まっているので、登録後は一字一句逃さずにしっかり学んでくださいね。
※携帯やiCloudは到達しません。Gmail/ヤフー/プロバイダーメールをご使用ください。
メールアドレス入力するのみです。
お子さんと共に成長できるバイリンガルへの道へ、是非一歩踏み出してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。